Department of Clinical Trial Data Management,The University of Tokyo

臨床試験データ管理学


お知らせ
2011年度の臨床研究方法論セミナー(アドバンスドコース)
の募集を開始しました。(締切 10/6 まで)


講座紹介

 

臨床試験データ管理学講座は、東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻生物統計学分野及び東京大学医学部附属病院

(東大病院)臨床試験部を協力講座として、 イーピーエス株式会社及び東京CRO株式会社の寄付により平成19年4月に設立され

平成22年度からは、イーピーエス株式会社及びメビックス株式会社の寄付を受けて講座を更新しています。

 

 

さて、みなさまは医学研究におけるデータ管理(データマネージメント)と聞くとどのようなことを想像されますか?

 

多くのかたは、

 

  データ入力が非常に大変な作業だ

        ダブルエントリー(同じデータを2人で別々に入力して、入力ミスがなくなるようにする)や読み合わせ(入力されたデータを1人が読み、もう1人が

正しく入力されているかどうかをチェックする)が必要だ

 

など、いわゆる、患者さんから得られた データの入力とチェック、その点だけが頭に浮かんでくるのではないでしょうか?

 

しかし実際には、上記のようなデータの論理チェック・データの問い合わせ や修正作業といったデータ操作に関する事柄以外にも、

 

        医学研究の計画時から計画書作成への参画

        調査表の作成、データのコード化や入力方法 の検討

        データベースの設計・管理

        解析のためのデータセットの作成

 

などデータ管理の関わりは多岐に渡ります。

 

つまり、正確でばらつきの少ない質の高いデータを効率的に収集・管理するためのデータ管理を担当する人材には、医学・工学・統計学など多岐

に渡る知識と経験が必要であるといえます。

 

 

臨床試験におけるデータ管理とは、臨床試験を科学的、倫理的、効率的に行って正しい結論を導くための技術体系であり、これを我々は

統計学、品質管理、 臨床の知識を応用した理論と実践を伴う学問と位置づけております。特に、トランスレーショナルリサーチや予防医学

といった先端研究の臨床応用については、 臨床試験を通じて取得するデータに対して、公正な評価を行うための適切なデータ管理の実施、

指導者を養成する教育、さらに、先端技術を用いた臨床試験に 対する支援の実施が急務となっております。

 

本講座では、臨床試験の質向上を目指したデータ管理学の研究と体系化を目指した教育の実践及び実際の医師主 導研究支援を行う

ことを主要な目的とし、臨床試験の基盤整備に幅広く貢献してまいります。

ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 


Staff:
特任准教授 山口拓洋 / Associate Professor Takuhiro Yamaguchi,Ph D.
特任助教 大津 洋 / Assistant Professor Hiroshi Ohtsu,M.S.

活動実績

Paper

  • 大津洋、山口拓洋ほか 変革期を迎えたクリニカルデータマネジメント(特集/治験の新しい潮流)、臨床薬理 第39巻 第2号、20083
  • 大津洋 生物統計家の実践の試み(第1回日本臨床試験研究会学術集会 シンポジウム2 研究者主導臨床試験の支援をどうするか)、薬理と治療 Vol.38 supp.12010

ほか、論文多数。

教育活動:

  • 過去のセミナー

公開講座「臨床試験方法論」セミナー(2007/9/14,15 および10/12)
公開講座「臨床試験方法論」セミナーベーシックコース(2008/10/10,11 および11/21,22) アドバンスドコース(CDM,TR) (2008/12/19,20)
公開講座「臨床研究方法論セミナー」2009ベーシック、アドバンスド(CDM)

その他:

 


お問い合わせ先

113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
22
世紀医療センター 8F 臨床 試験データ管理学
Tel:03-5800-9086 / Fax:03-5800-9087 
Email:ctdm.tokyo+HP@gmail.com