2019年7月10日(水)の午前中に臨床研究方法論ミニセミナーを開催致します。今回のセミナーでは、医薬品開発やヘルスケアの分野でも目まぐるしい発展を遂げている「中国」に焦点をあて、中国における医薬行政の組織改編や臨床開発をテーマにプログラムを企画致しました。
中国の医薬品の規制当局である国家薬品監督管理局(NMPA , 旧中国国家食品薬品監督管理総局:CFDA)が医薬品規制調和国際会議(ICH)に薬事規制当局メンバーとして加入以降、中国における臨床開発の手続きについては大幅に科学的に合理化されてきました。また、国家を挙げて最新技術に取り組んでおり、人工知能(Artificial Intelligence: AI)の分野においては、世界をリードする存在になり、臨床開発における応用も一部始まっています。その一方で、海外臨床試験データの受入れの実態やCDISC eCTDでの電子申請についての情報は、中国語のみで発出されることが多く、タイムリーなキャッチアップが難しい状況です。
そこで今回のミニセミナーでは、「中国における医薬行政の組織改編と臨床開発の最前線」をテーマに、前半は中国の薬事行政の変化の概観とAIの活用事例の紹介、後半は中国と日本における電子申請業務との比較を致します。奮ってご参加ください。
司会進行|山口 拓洋・宮路 天平
09:30-09:40 | [開会挨拶]『臨床試験データ管理学講座の紹介』 宮路 天平(東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座 |
09:40-10:00 | □演題 1□『中国治験実施状況の最新情報』 藤田 早苗(FMD K&L Japan 株式会社) |
10:00-10:30 | □演題 2□『日米中のeDataから見た業界概要と技術動向』 Yuguang Zhao(米国FMD K&L Inc.) |
10:30-11:00 | □演題 3□『インテリジェント・ファーマ R&D-AIを活用した新薬開発の最新動向-』 山本 晋也(Deep Intelligent Pharma 株式会社 ) |
11:00-11:20 | -休 憩-(20分) |
11:20-11:50 | □演題 4□『PMDA申請準備-Data, Tools and Lesson Learned』 乙黒 俊也(日本たばこ産業株式会社医薬事業部 臨床開発部) |
11:50-12:20 | □演題 5□『中国のNMPAに試験データを提出する - 規制要件、CDISCおよびFAQ』 Chao Wang(方恩医薬発展有限公司) |
17:25-17:30 | [閉会挨拶]山口 拓洋 東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座 東北大学大学院医学系研究科 医学統計学分野 |
※各講演時間は質疑応答を含む
下記参加申込みフォームへ必要事項をご記入のうえ参加申込みをお願い致します。
【参加申込締切】2019年 7月 5日(金)
● 参加申込みフォーム(令和元年度 臨床研究方法論ミニセミナー)
東京大学大学院 医学系研究科 臨床試験データ管理学講座
(担当)河井 宛
[TEL]03-5800-9086[E-Mail]ctdm.tokyo[at]gmail.com
※[at]を @ に差替えてメールください.
[最終更新日]2019年06月11日
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